
クレアルカリンとは?効果・クレアチンとの違い・飲み方を管理栄養士が解説【2026年版】
監修者
堀川 えり管理栄養士・フードスペシャリスト
医療栄養学を専攻し、医療機関での栄養カウンセリング、小学校や保育園での調理・栄養士業務を経てフリーの管理栄養士として独立。
クレアルカリンとは、新しいタイプのクレアチンです。クレアチンはATPを再合成するなかで、運動エネルギーを効率的に発生させる役割を担ってきました。
筋力や瞬発力の維持にも大きく関わり、現在はアスリートから一般の方まで広く利用されています。
また、近年は日常生活のサポートにも役立てられているクレアルカリンについて、その概要をまとめました。
本記事でわかること
- クレアルカリンとは何か
- クレアチンとの違いや効果
- 飲み方・摂取量
- デメリット・副作用・安全性
①クレアルカリンとは?成分の基本
クレアルカリンとは、米国で30年以上、高品質・革新的な製品を提供してきた「ALL AMERICAN PHARMACEUTICAL社」製造のクレアチン・モノハイドレートです(1)。
「常にお客様に有益なものを提供する」という理念のもと、2人の創業者によって開発されました。米国特許を取得しているクレアルカリンは、これまで多くのアスリートが抱えてきたさまざまな問題と向き合い、解決する手段の一つとして期待されています(1)。
定義:クレアチンにpH緩衝を施した「Kre-Alkalyn®」であること
クレアルカリンは、pHをアルカリ性に調整したクレアチン(Kre-Alkalyn®)のことです(1)。
pH12程度のクレアチン分子が含まれ、胃酸の影響を抑えて少量でもよりよく利用される特性を持った「新しいタイプのクレアチン」と呼ばれています。
なぜアルカリ性に調整するのか(胃酸・分解・安定性の一般的な説明)
クレアチンのpHを調整するのは、胃酸による影響を抑えるためです(1)。
クレアルカリンは、クレアチニンに変換されることがほぼないとされ、1日当たりの必要摂取量がクレアチンと比べて少ないのが特徴です(1)。また、酸性や水へ溶かしたときの安定性も期待されます(1)。
クレアチンの場合、一般的にはpHが低いほどクレアチニンに変換される速度が速くなり、中性の水溶液では比較的安定しているとの内容が報告されています(2)。
つまり、pHをアルカリ性に上げることによって、クレアチンからクレアチニンへの分解を減少させることができるのです。
一般的なクレアチン(モノハイドレート)との位置づけ
一般的なクレアチンは、個人の体質や摂取量や方法によって、以下の問題点があることが心配されています(1)。
・ローディング期の多量摂取が負担に感じやすい
・体調や体質による、胃痛や下痢などの変化に悩んでいる
・摂取時、多くの水分を取ることが億劫
これらの悩みに応える目的で、クレアルカリンは開発されました。
クレアルカリンは、ローディング期間が不要で、1日の摂取量を少量に抑え、さらに摂取時の負担を減らす立ち位置を担っているのです。
②クレアチンとの違い(概要)
クレアルカリンとクレアチンの主な違いは5つです(3)。
・pHを調整した特性
・1日の必要摂取量
・ローディングの有無
・摂取時の影響
・コストパフォーマンス
クレアルカリンはpHを調整した特性を持ち、1日の摂取必要量は1.5gからと少なめです(1)。また、ローディングは不要で飲みやすさに配慮されているのが特徴です。
しかし、目的によってはクレアルカリンよりも通常のクレアチンの方が向いている場合もあるため、詳しくは「クレアルカリンとクレアチンの違い」についての記事をご覧ください。
③効果・メリット(概要)
クレアルカリンに期待できる主な効果やメリットは、2つです(4)。
・体づくりと運動パフォーマンスについて
・いきいきとした毎日との関連
クレアチンは短時間で強めの負荷がかかる運動(ベンチプレスなど)において、エネルギー供給の一部をサポートする役割が期待されています。
また、クレアチンは脳にも存在する成分であり、日々の生活を支えてくれるメリットも考えられます。
その他、実感するまでの期間も論文を元に紹介しているので、詳しくは「クレアルカリンの効果とは?」の記事をご覧ください。
④飲み方・1日の摂取量(概要)
クレアルカリンの1日の摂取量は、1.5gを目安としています(1)(5)。しかし、クレアルカリンの製品タイプによって、目安となる粒数や包数は異なるため、詳しくはパッケージを確認しましょう。
基本的には、カプセルタイプの場合、水やぬるま湯と一緒に飲めます。顆粒の場合は、水なしで飲めるスティックタイプもあり、カプセルと同様、水分と一緒に飲んでもメリットは変わりません。
詳しい飲み方や対象別の1日あたりの目安量も紹介しているので、「クレアルカリンの1日摂取量・飲み方」についての記事も合わせてご確認ください。
⑤デメリット・副作用・安全性(概要)
クレアルカリンの主なデメリットは、「エビデンスが少ない」「コスト」の2点です(6)。2000年代以降に登場したクレアルカリンは、その副作用についてまだ研究段階にあります。
一般的なコストは、通常のクレアチンよりも少し高めの傾向が見られます。
副作用は、体重増加などが心配されていますが、「はげる」「腎臓への影響」「胃腸の不調」についてはエビデンスが十分でない点や対象者が限定的であるなど、確実性が不足しています(6)。
※持病がある・服薬中・妊娠授乳中の場合は、摂取を検討する前に一度医師にご相談ください。
デメリットを踏まえた摂取方法については「クレアルカリンのデメリット・副作用」の記事をご参考ください。
⑥脳・認知との関係(概要)
クレアルカリンは、脳や神経へのエネルギー供給に関わることが複数の論文で報告されています(7)。
例えば、睡眠不足時のパフォーマンスやベジタリアン・高齢者を対象とした研究があります(7)。
しかし、現時点では特定の負荷やタスクに対してのみの変化であることが研究の限界として挙げられており、クレアルカリン(クレアチン)を飲むだけで「頭がよくなる」というわけではありません。
詳しくは、「クレアルカリンと脳の関係」の記事をご覧ください。
⑦そもそもクレアチンとは(概要)
クレアチンとは、体内で合成され、筋肉にその多くが蓄積されるアミノ酸由来の成分です(8)。筋肉がエネルギー(ATP)を生み出す働きをサポートし、高強度トレーニング時のエネルギー補給として利用されています。
瞬発力や筋力を維持するアスリートや日常的に運動を行う方、毎日の健康習慣として広く活用されています。
詳しくは「クレアチンとは」の記事をご覧ください。
⑧クレアルカリンはこんな人におすすめ/選び方
上記の特徴を踏まえたうえで、クレアルカリンをおすすめするのは以下の方です。
・通常のクレアチンを飲むと、お腹がゆるくなる方
・短期間に大量のクレアチン摂取を行うローディング期の手間やリスクを避けたい方
・重量やパフォーマンスの悩みを感じており、実感しやすいサプリメントを探している方
・摂取の手軽さ、続けやすさを重視している方
通常のクレアチンは、個人の体質や体調によって胃痛や下痢を引き起こす可能性が全くないとは言い切れません。
特にローディング期には1日20gの摂取を数日間行う必要がありますが、人によっては身体面で大きな負担を感じることも(1)(2)。
これらのクレアチンの特徴を視野に、毎日の手軽な摂取と続けやすさを重視した製品がクレアルカリンです。
クレアルカリンとクレアチンについては、いくつかの臨床試験で、そのメリットが報告されています(1)。
・運動パフォーマンスの研究
・エネルギー供給に関わる研究など
そのため、普段のトレーニングで伸び悩みを感じている方への選択肢の一つとしてお選びいただけます。
例えば、米国特許成分Kre-Alkalyn®を採用したLEVEL.FITのクレアチンシリーズでは、ローディング不要のカプセルや水なしで飲める顆粒など、使用する方の目的に合わせて選ぶことが可能です(9)。
| LEVEL.FIT製品の種類 | 飲み方 | こんなシーンにおすすめ |
|---|---|---|
| 顆粒スティック | ・1日1包が目安 ・水なしで舌の上にのせて飲む ・水またはぬるま湯に溶かして飲む |
・ジムや外出先でいつでも手軽に補給したい方 ・水を持ち運びしたくないとき ・コストパフォーマンスを追求したいとき ・クレアチンの独特の風味が苦手だと感じるとき |
| カプセル | ・1日3カプセルが目安 ・水またはぬるま湯と一緒に飲む |
・お腹を下しやすいとき ・少量で通常のクレアチンと同様のメリットを得たいとき ・午後からの仕事にも集中したいとき |
| HMB配合サプリ | ・1日12粒が目安 ・水またはぬるま湯と一緒に飲む |
・トレーニングをより効率的に行いたいとき ・少量で通常のクレアチンと同様のメリットを得たいとき ・お腹を下しやすいとき |
これらの中から、ご自身の目的やライフスタイルに合わせて気になったものを選択してみてください。
⑨よくある質問
ここからは、クレアルカリンについてよくある質問に回答します。
まとめ
今回は、クレアルカリンの特徴や通常のクレアチンとの違い・飲み方など、全体的な内容を網羅してご紹介しました。
- クレアルカリンはpHを調整した特性を持つ、アミノ酸由来のクレアチン
- クレアチンはエネルギー代謝に関わる成分
- 1日の目安は約1.5g(個人差あり)。毎日続ける前提で設計されている
- 持病のある方・服薬中・妊娠授乳中の方は医師にご相談ください
クレアルカリンは、新しいクレアチンの「かたち」です。最近では、種類も多様化しており、目的やシーンに合わせてお選びいただけます。ぜひライフスタイルに沿った製品を見つけてみてください。
最終更新日(2026.8.19)


